ＦＸでの悩みにチキン利確ばかりしてしまって、利益が伸びないという方がいます。
「利確」とは投資において株価が上昇し、利益が出た時に、その利益を確定することを指します。
「”チキン”利確」とはこれからの損失に不安を抱えてしまって焦ってすぐに利益を確定してしまうことです。
※明確なチキン利確の定義は決まっていませんが自分の中で100pipsを目指せるシナリオ立てて買い、ちょっと強くなって10pipsで利確をしてしまったなど。
なぜチキン利確してしまうのか
大体の原因はロッドが大きいということが多いです。
自分が失いたくない許容できない損失額を見てしまった、その損失額が少しプラスになった所で、もうあの損失を見たくないと怖くなることはないでしょうか？
チキン利確をする人の多くは海外FXを使用している人です。
大きく稼げる近道なので海外ＦＸの選択は悪くありませんが、例えば10万円の資金を入れて、2～3ロッドなどの大きな運用もレバレッジがあるので簡単にできてしまう。
儲けも多くはなりますが、損失も一瞬で2万円くらい出るため一度損失２万円を見てしまった人は、これが戻って少し利益が出た時に2万円の損失は耐えられないと思って利益を確定してしまうのでしょう。
そういう意味で海外FXでの少額トレードでオススメをしています。
修行のつもりで１万円でも５０００円でも良いので海外ＦＸで０.０１ロットなどの小さなロットでルールを決めて確実にトレードをする癖をつけてみてください。
金額を見て利確や損切りをするのではなくpipsでの損切り利確を明確にしてみてください。
ロット数とリスク
海外FXでの適切なロットサイズは、リスク許容度によって異なります。
一般的には、投資家が保有する資金に対して1〜2％のリスクを取ることを推奨します。
したがって、1万円の資金で取引する場合、リスク管理の観点からは、０.０１ロットぐらいの取引サイズを使用することが適切であると言えます。
その少額でのルール決めを明確にし、リスク管理とテクニカル分析の学習をすればチキン利確は無くなるでしょう。
リスク管理の徹底
トレードでのリスク管理は非常に重要です。
損切りラインを決め、リスクリワード比を考慮した取引を行いましょう。
テクニカル分析を習得し、相場の流れやレジスタンス・サポートライン、トレンドライン、移動平均線などのチャートパターンを理解することが大切です。
ファンダメンタル分析の理解、経済指標や政治的要因など、基本的なファンダメンタル分析の知識を持つことで、相場の予想を立てることができます。
ただし、海外ＦＸでも国内ＦＸでも、ロットサイズは通貨ペアによって異なるため、正確な取引サイズを決定するには、各通貨ペアの仕様を確認する必要があります。
また、レバレッジの使用によってもリスクが変わりますので、慎重に取引を行うことが大切です。
これらの方法は、それぞれにメリットやデメリットがありますが、自分に合った方法を見つけることが大切です。
また、少額であっても、正しい方法で取り組むことで、少しずつ収入を増やすことができます。
まとめ
チキン利確を防ぐ方法として具体的には、利益がでた場合に、あらかじめ決めた利益目標を達成した段階で売却することです。
これにより、将来的な下落リスクを回避し、利益を確定することができます。
ただし、過度に早い利確や損切りを行うことで、潜在的な利益を逃すこともありますので、適切な利益目標の設定やリスク管理が重要です。
